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フロイト批判について

 投稿者:ヨムヨム  投稿日:2014年 3月 6日(木)18時55分42秒
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  私は以前、主にアメリカでフロイト派の療法を受けた患者たちの一部に医原性と見られる副作用(偽りの記憶)によって苦しむ人たちがいるとの報告を読んだことがあります。ジュディス・ハーマンへの批判を読んでそのことを思い起こしました。タイトルは忘れてしまいましたが、私の読んだ報告においてはフロイトの理論を十分に学んでいない未熟な療法家がフロイトの初期の実験的な手法を断片的に用いたことによって発生した問題だという事でした。フロイトの原書を追ってきちんと学んでいれば、フロイト自身が初期の誤り訂正している事を見落としようが無いのに、いい加減な学び方をしたフロイト派の療法家のせいでフロイト自身が批判を受けているとするものでした。

フロイト批判の妥当性について詳細に論じる事はできませんが、どのような問題についても飛躍を恐れることは重要であるように思います。フロイトの理論のなかでも現在では明確に否定されているものも多く存在します。しかし部分的な問題を見つけて来て、直ちに全体を否定するという思考パターンには非常に危ういものがあると思います。盲目的に信じることと同じくらい、それは危険なものではないでしょうか。

世の中に昔から我々人間について回る、あのあらゆる種類の「差別」の問題は、この飛躍的な思考によって生み出されていると考えられるからです。「ある肌の色の人が何か悪いことを行った。別の同じ肌の色の人が同じような悪いことを行った。あの肌の色の人はみんな悪い奴らに違いない。すべて殺したほうがいい。」これが差別を作り出す飛躍的な思考です。私たちはこの事に十分注意深くならなくてはならないと思います。もちろん同様に盲目的な信仰についても考える必要があります。
 
 
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