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映画「イミテーション ゲーム」

 投稿者:たくみ  投稿日:2015年 3月16日(月)11時04分29秒
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   映画評論のサイト<タクミシネマ>を休止しているので、掲示板に書いています。
このサイトに来られる方は、アラン・チューリングがチューリング・テストの発明者で、
かつゲイだったということはご承知であろう。

 「イミテーション ゲーム」は、彼がエニグマの解読に挑んだ時から、
死ぬまでの6年間を描いて、きわめて優れた映画に仕上がっている。
エニグマの解読そのものより、解読されてからの対応に考えさせるものが多い。

1.攻撃されるのが判っていても、暗号が解読できていると知られないように、
ドイツ軍にそのまま攻撃させてしまう。そして、多くの人が死んでいくのを黙認していく。

2.暗号解読により、大規模な作戦をたてることができ、より大きな戦果を上げることができた。
その結果、1400万人の命を救えたという。

3.開戦2年目にして解読できたのだが、エニグマ解読チームの存在をすべて闇に葬ってしまう。
そして、戦後50年間、一切を秘密にしてきた。

4.エニグマ解読チームのなかに、MI-6はソ連のスパイと知りながらメンバーを紛れ込ませてあり、
彼を通じて意識的にソ連へと情報をリークさせていた。

5.1951年、アラン・チューリングはゲイとして裁判にかけられ、有罪になる。
そして、ホルモン治療を受けることを強制され、ホルモン治療の副作用で彼は自殺してまう。
2013年、エリザベス女王がアラン・チューリングの名誉回復を行う。

 いずれも重大な判断を迫られる問題である。戦争に勝つために、
国民の命を見殺しにすることや、エニグマ解読そのものを50年も秘密にしてきたこと、
ソ連のスパイを入れていたことなど、我が国では可能だろうか。

 
 
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