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もろーさんへ

 投稿者:泉忠司  投稿日:2007年 8月20日(月)10時31分41秒
  おっしゃるとおり、get rid ofは「(好ましくないもの)を取り除く」という使い方をします。そこで、この歌の主人公の気持ちになってみましょう。「この雨に濡れた道を行けば、あなたに会える」「雨のなか立ち尽くすと、泣きたい気持ちになる」。冒頭から、別れた彼の元に行きたい、でも行けないという矛盾した気持ちがバーンと表現されてるよね。この状態の女性にとって、「(彼との)きらめく想い出」ってどういうものだと思いますか?「これさえなくなれば楽になれるのに…」ってものじゃないかな。そもそも、「きらめく想い出」を捨ててしまいたいって気持ちがあるから、この歌詞があるわけだし、「(それを)捨てるのは心が痛い」ってことになるよね。この歌詞の存在自体が、主人公の女性がきらめく想い出を捨ててしまいたいものと考えている最大の根拠になってるの。つまり、捨ててしまいたいものだから、get rid ofを使ってOKでしょ。疑問に思ったら、その文だけでなく、歌詞の前後や、全体から考えてみようね。

あるものを捨てたいものと考えるか、そうじゃないか。これは価値観の問題にも通じます。例えば「伝統」。ある人は「そんな古臭いもの捨ててしまえばいい」と考えるかもしれませんし、別の人は「いや、伝統は大切だ」と考えるかもしれません。前者の場合も、時と場合によっては、「伝統は大事だ」と考えるケースもあるのではないでしょうか。人間の価値観はひとつではありません。多様な価値観があいまって、社会ができているのです。自分の価値観だけで物事を単純化しない習慣を。

でも、これはすごくいい疑問だと思いますよ!自分なりにきちんと調べた上で、疑問に思っている。理想的な学習だね!
 

受験生さんへ

 投稿者:泉忠司  投稿日:2007年 8月20日(月)10時25分59秒
  どの記述をしてミスと言ってるのか分かりませんが、著作物には完全に責任を持っております。初版では印刷の不手際により単純な誤字などがあり、約2年前の発売直後にはご迷惑をかけた読者の方もいらっしゃいますが、現在書店で流通しているものに関して、その点もすでに改善されています。

また、あとがきの最後に付記しているとおり、「最優先したのは学習者の「刺激」と「理解」です。」これは完全制覇シリーズはもちろん、泉の著作すべてに共通すること。本を書く際に、何のためにその本を書くのか(目的)、誰のためにその本を書くのか(読者層)を最大限意識して書いています。

いろんなところでよく言ってることですが、学術論文や学術研究書でない限り、100の正確さを追求することが正しいとはまったく思えません。ここで考えてみましょう。受験生向けに大学受験用の参考書を執筆する際、100の正確さを追求するがばかりに全体的に焦点がぼやけて分かりづらいくなる参考書と、10捨てることで90を分かりやすく説明できる参考書と、受験生さんならどちらを書きますか?従来の参考書はほぼ全部前者です。完全制覇シリーズは後者です。

はっきり言って、英語すべてを完全に説明できる文法体系って、まだこの世に存在しないんですよね。そして、いろんな著者が、各人が土台にする文法体系に則り、文法書を書いている。すると、どうしても例外的なことが出てきます。それを説明するには、例外的なルールが必要になり、その結果、どんどん体系そのものを複雑にせざるをえなくなる。

たったひとつの文を説明するために、ひとつの規則を余計に作る必要があるとして、学術書を書くなら、泉も当然その規則を書くし、そのひとつの文を捨てはしません。そして、受験参考書を書くなら、泉は確実にそれを無視します。だって、10個のうち、9個までは説明できているんですよ。1を取るために、システムを複雑にして分かりにくくするようなバカなことをするなら、あえて1を捨てて、9分かりやすくする方を選びたいですから。理由は「受験参考書だから」です。

完全制覇シリーズは受験参考書の世界できわめて画期的だと自信を持って言えます。「歌って覚える」云々ではなく、1を無視する勇気、嘘(もちろん罪のない嘘)をつく勇気を持ったことが画期的なのです。前代未聞と言ってもいいかもしれません。通常はそれができない。なぜなら、英語の解説書を世に出す以上、著者は批判を恐れるからです。参考書は受験生だけでなく、全国の高校教員はもちろん、大学の先生たちも読みますから、厳しい目が飛んできます。結果、本来は大学受験生のために書いている本なのに、文法に詳しい教員や文法学者から当然出るであろう批判を意識して、それを封じるべく、記述に記述を重ねて、説明を100に近づけようとする。これっておかしいですよね。

断言します。『英文法完全制覇』は「泉式の大学受験に即した体系」を構築していますから、文法学者が読むと、いくつも批判が出るでしょう。でも、それでいいんです。だってこの本は文法学者のために書いた本でもなければ、学術研究書でもない。大学受験生のために書いた本ですから。もちろん社会人が使っても有益だと自信を持っていますが、書く上では、あくまでも受験生のこと、大学受験のことしか意識していません。このあたりはわざとジャパニーズイングリッシュなCDをつけた理由でも書いていることと、完全に同じ考え方です。
http://www.izumi-tadashi.net/pages/faq/index.html

100の正確さを追求したい方や文法学者に『英文法完全制覇』はまったくオススメできません。やたら分厚い、文法辞典のような参考書がたくさんありますから、どうぞそちらをお使いください。(ただし、英文法を100%完璧に説明できているものは存在しないことをお忘れなく。それができたなら、文法学者は存在しなくなりますから)10捨ててもいいので、90を短期間にクリアしたい。そういう方はぜひ『英文法完全制覇』を使うといいでしょう。
 

(無題)

 投稿者:もろー  投稿日:2007年 8月19日(日)22時26分19秒
  英文法完全制覇の2章に
It's painful to get rid of the twinkling memories of you.
という文が出ていますが、このget rid of〜はこの用法でいいのでしょうか?
複数の辞書で確認してみましたが、どれも「望ましくないものを」という前提が
ついていたもので。単文としてみた場合は皮肉ともとれますが、歌詞全体で
判断するとそういう感じでもないですし…。
 

(無題)

 投稿者:受験生  投稿日:2007年 8月19日(日)22時01分27秒
  確かにそうかも知れません。調べられるものは自分で調べるというのは、さらなる理解につながるかも知れません。
しかし、明らかなミスなどは、自分の著作物に責任を持つという点からも、どこかで訂正した方が良いのではないでしょうか。受験生にとって、少しでも不安のある参考書はあまり買いたくないですからね・・・。
 

皆様へ

 投稿者:泉忠司  投稿日:2007年 8月19日(日)21時31分59秒
  たくさんの書き込みありがとうございます。ひとつひとつにお返事したいのですが、現在、北は札幌から南は沖縄まで、全国を連続出張中です。現在も沖縄から書き込みしています。福岡→高松→三重→名古屋→沖縄と出ずっぱりで、もう2週間以上東京の自宅に帰っていないような状態ですので、皆様の質問に答えられず、申し訳ありません。

そのなかで、「受験生さん」の質問に先に答えたことを不満に思っていらっしゃる方もいると思いますが、この質問はブログ、ミクシィ、僕への直接メールだけでなく、最近、各出版社にまで多く寄せられている質問でして、関係者の皆様に対応でお時間を取らせていることがひとつ。もうひとつは、泉自身でない限り、誰も正確には答えられない質問だと思われること(例えば、泉の横浜市大の学生が、他の大学の何学部で泉が教えているのかをすべて知っている人は誰もいないでしょうし、他大学の学生もまた同様です)。以上2点の理由から、先に答えさせていただきました。

主に英語や学習法の質問で書き込みをなさる皆様にひとこと。質問を書き込む前に、過去ログは一応確認してください。まったく同じ質問にすでに答えているものもたくさんありますからね。「それにしたって、再度同じように答えてくれればいいじゃないか、ケチ!」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、完全制覇シリーズや勉強法の類を読んでくださった方はよくお分かりのとおり、「自分で調べられるものは自分で調べ、自分の力で考える術を身につけよう!」というのが、完全制覇シリーズすべてで一貫した泉の主張です。ましてや同一サイト内に、答えをすでに提供しているものに関しては…。

そして、質問したことで満足せず、例えば、泉なり他の誰かなりがこのページですぐに答えを出してくれないと思ったら、すぐに他の手を打つことも重要です。最終的な全責任を自分が負うことになるのは、受験生としては、というよりも、一人の人間としては当然のことですからね。

もちろん、できる限りのサポートはいたしますが、「それは自分で簡単に調べられるでしょ」「そんなことを気にしている時間があれば、ひとつでもたくさんの例文を覚えようよ…」などとの判断から、泉の指導方針に即し、わざと答えないこともおおいにありえます。また、時間的にどうしても答えられないケースがあることもご理解いただければと思います。
 

受験生さんへ

 投稿者:泉忠司  投稿日:2007年 8月18日(土)22時14分56秒
  横浜市大国際総合科学部、青学経営学部、日大文理学部・法学部・経済学部・生産工学部、国士舘大政経学部(科目によっては文・法・工も)、日本工業大工学部で今年度は教えてるよ。

取り急ぎ。
 

はじめまして

 投稿者:受験生  投稿日:2007年 8月16日(木)20時22分2秒
  はじめまして。誰でもいいのでお答えください!泉忠司先生は今は日本大学でしか講師をしてないのでしょうか?  

解決事件簿 読んでます

 投稿者:アフラックスの者  投稿日:2007年 8月15日(水)20時45分4秒
  只今P111です。(‘3‘)
最初に後ろの10の方法から読んでしまいました☆
仕事中に気になりながら 寝る前の楽しみです(@‘U‘@)
 

はじめまして

 投稿者:受験生  投稿日:2007年 7月27日(金)20時42分38秒
  つい先日、歌って覚える英熟語を購入した者です。

P.71の一番上に at all evens とのっていますが、その下には at al events とのっています。
これは at all events で良いのでしょうか。
 

不定詞の形容詞的用法とsvocの区別

 投稿者:周二  投稿日:2007年 7月25日(水)18時15分14秒
  はじめまして。泉先生の英文法完全制覇を読んで、すごく感銘を受けました。
現在、英文読解完全制覇を読んでいるところなのですが、わからないところがあって、とても重要に思えるので、それに関して教えて頂きたいと思い質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願い致します。

英文読解完全制覇のP.69に
Moreover,through their actions, they may even cause their expectations to become fact without being aware of it, as the following example shows.
という文章があって、その解説に、
to become fact は 不定詞の形容詞的用法には絶対なれないと書いてあります。
そこで、英文法完全制覇のp.73を読み直してみました。
不定詞の形容詞用法の中の2番に、説明される名詞が不定詞の意味上の主語になっている
というものがあって、これでもよさそうに思ってしまうのですが、
どうしてこの場合、不定詞の形容詞的用法と解釈してはだめなのかわかりません。
それに関してご指導ください。お願い致します。
 

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